大雑把な作りのジーパン

2月 10, 2016

大雑把な作りのジーパン

大雑把な作りのジーパン

目指したのは古き良き時代のアメリカ製の大雑把な作りと日本人の体型に良く合うキレイなシルエット

リゾルトのコンセプトです

製作の全工程を日本国内の指定工場で行い

デザイナーが自らクォリティコントロールしています

私も直接工場へ足を運び全ての工程を見学させて頂きました

リゾルト製品は間違いなく日本人の手によるメイドインジャパンです

製作の過程に妥協はありませんでした

ですが、1950～1970年代のプロダクトを再現する中で避けて通る事が出来ない部分があります

生地のネジレ、強いパッカリング、ステッチの切れ、ボタンが浮く(とれる)、アウトシームが開く等の製品特性です

当時を忠実に再現するが故に現在のもの作りの基準では不良品と扱われる可能性がある特性を持っています

この特性こそが私達を楽しませてくれる経年変化というユニークな個性を生み出すのですが、それぞれの意味と特性をしっかり説明しなければ、不良品になる可能性がございます

特に販売店が気を付けなくてはならない事です

とても世の中が便利になりました

インターネットで遠方のお客様に物を簡単に売ることが出来るようになりました

反面、良い製品を説明不足で悪い製品としてお届けしてしまう事もあります

良い製品を良い製品としてお客様へお届けする

ひとつとして同じものが無い個性(経年変化)がお客様から愛される為に

出し方を間違うと誤解を与えるデリケートな部分ですが

私はここを一生懸命やらねばと思っています